
ウルトラマンレオ初期のパターンにあったのは…
怪獣や宇宙人が暴れている→レオが対決するも勝てず→ダンの特訓を受ける→次の対決で勝利。

ウルトラセブンに変身できなくなった自身の代わりに敵を倒す役割を果たして欲しいゆえ、ダンがゲンに科す特訓は幾多ありましたが、極め付きはダンがジープを運転し、ゲンが飛び越える…と言うやつです。
停まっていても動くジープを(ウルトラセブンの時は運転免許を持っていなかった)森次氏が運転し、それをスタントなしで真夏竜氏が飛び越えると言う強烈な設定。
逃げ惑うゲンに「逃げるな‼」
逃げますよ。
「やめて下さい」と言いながら逃げるゲンを杖でぶん殴るダン。
ゲン…と言うより、真夏氏の「やめて下さい」は本音だったと思います…ダンよりも制作側に対しての。
オイルショックによる制作費の抑制で特撮に多額の費用をかけられない事やスポ根ドラマが人気を集めていたところから、ウルトラマンレオにスポ根要素を取り入れたのかも知れません。
現在では、コンプライアンス的に厳しいでしょうけどね。
しかし、子供には受け入れにくかったでしょうね。